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ムダなアイドリングはやめよう

01 無用なアイドリングをやめましょう。

10分間のアイドリング(ニュートラルレンジ、エアコンOFFの場合)で、130cc程度の燃料を浪費します。待ち合わせや荷物の積み下ろす際の駐停車の際ではアイドリングをやめましょう※1。
また、現在の乗用車では基本的に暖気は不要です※2。エンジンをかけたらすぐに出発しましょう。

※1 交差点で自らエンジンを止める手動アイドリングストップは、以下の点で安全性に問題があるため注意しましょう。(自動アイドリングス トップ機能搭載車は問題ありません。)
  • 手動アイドリングストップ中に何度かブレーキを踏むとブレーキの効きが悪くなります。
  • 慣れないと誤動作や発進遅れが生じます。またバッテリーなどの部品寿命の低下によりエンジンが再始動しない場合があります。
  • エアバッグなどの安全装置や方向指示器などが作動しないため、先頭車両付近や坂道での手動アイドリングストップはさけましょう。
※2 -20℃程度の極寒冷地など特別な状況を除き、走りながら暖めるウォームアップ走行で十分です。

02 アイドリング時の燃料消費量ってどのくらい?

2002年に「アイドリング車日本縦断キャラバン」を行い、日本全国3,700kmを縦断走行しました。その時のアイドリング時燃料消費量を調べると下のグラフのようになりました。

(財)省エネルギーセンター調べ


上のグラフから、ギアをN(ニュートラル)にして、エアコンなどエンジンに負荷を与える機器をすべてOFFにしても、1秒間に0.212ccのガソリンを消費していることがわかります。

※つまり、10分間アイドリングをすると、ニュートラルでエアコンOFFでも
0.212×60(秒)×10(分) = 127.2 ≒ 130cc
約130ccのガソリンを浪費することになります。

駐停車では確実にアイドリングストップを実施しましょう!